耳より!SPかわら版

第4回:高齢者の雇用状況について

厚生労働省から高齢者の雇用状況についての集計結果が発表されました。(平成28年6月1日現在) 66歳以上の継続雇用制度、定年制の廃止どちらも導入企業は増えています。 66歳以上の継続雇用制度を導入している中小企業(31~300 人規模):137,213 社の内、7,147社(前年比633社増加)、定年制の廃止をした中小企業は3,982社(前年比137社増加)でした。「生涯現役社会」の実現に向け年齢に関係なく働き続ける事ができる社会に向け国は雇用確保措置が未実施である企業に個別指導を行っていきます。 「同一労働同一賃金」と高齢者の再雇用者の賃金減額についての裁判が最高裁で争われるようですね。どちらの判決が出るのか、どちらの判決が出ても企業の今後の判断に大きな影響を与える事は必至です。

2017-01-30

SpecialMedico